噂のカレら(記者A) 1
2018/05/15 Tue 23:39
発情期連載の途中で突発思いつきで途中まで書いてたお話し。
オメガバースは作者にゆだねられてる自主設定部分がほとんどなので、当シリーズの世界観や設定説明の意味での第三者視点をちょこちょこいれられたらなぁと思います。
落ち<設定解説
な感じになるかもですが、ゆる~~くながめて下さい~~
※兵役前のいつかあったインタビューでの出来事(決めてない)
*
すん、とチャンミンの鼻が動くのを斜め前に立つユノは気付いたが、にこやかな笑顔を浮かべたまま前に立つ女性のインタビュアーに手を差し出す。
雑誌の撮影を終えて、インタビューのため移動した個室で二人を待っていたのは一人の女性だった。
品のある目鼻立ち、なめらかな黒髪は自然ながら美しくセットされていた。ノーブルな風貌なのに細く括れたウエストを強調するように絞られたジャケットから流れるような曲線のヒップラインは、彼女の女性らしく滴るような色気を感じさせる。
インタビュアーというよりはまるで女優のような整った容姿を本人もよく熟知しているようで、魅惑的な微笑みは女性としての自信と、そして東方神起を前にしても気後れすることのない所作で、彼女は優雅にユノの手を取った。
「撮影お疲れ様でした。編集のキムです。お疲れのところ申し訳ないのですが、引き続きインタビューをお願いしますね。」
「初めまして、よろしくお願いします。」
チャンミンもユノの後に続いて握手をする。
席に座り、テーブルの上に用意された軽食を勧められるまま手に取ったのはユノだ。
ユノの興味を持って見ているものを「今、モデルたちに話題なんです」こんな効果があるみたいですよ、と言われると、ユノはますます興味を深めたように、簡単な質問を返した。そんな和やかな雰囲気で始まったインタビューの中、始まってすぐ落ち着かない様子で辺りを見るチャンミンは、締め切った部屋の窓を見て、
「すみません。換気してもいいですか?」
「あら、気付かないでごめんなさい。空調の調整しますね」
「いえ…、あー」
言葉を濁し、ちらりとインタビュアーに目配せするチャンミン。その視線に気付いた彼女は、意味深な合図のようにこっそりと瞳で微笑みかけた。
チャンミンが隣に座るユノを見ると、ユノは目の前にある珍しい手法で栽培された栄養価の高いフルーツを前に、どれを食べようか真剣に悩んでいる。チャンミンの動向を気にしている様子はない。
………わかってるくせに、この番は。
「……失礼ですが、お手洗いに行ってきても?」
「…ええ、構いませんよ」
「ユノヒョン、ちょっと」
立ち上がりながら、ユノの腕も掴む。
トイレくらい一人で行けよ、と言いたげな不満顔で顔を上げながら、苺を一粒口の中に放り込む。顔を上げたユノは大人の表情で微笑んで、
「すぐ戻りますので」
「いえ、お気になさらず」
そんな形式的なやりとりを待つのももどかしそうなチャンミンがユノを引っ張りながら退室していく。二人の背中を見送って、インタビュアーはつまらないわ、と小さくごちる。
「本当に不落城なのね、あの二人」
頬杖をついて、感心したように感嘆する。

不落上のふたり。
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完全に門閉じられて開く気配ないですよね…
現実のふたりも大変仲がよろしくて京セラオーラスの舞台上の写真タイムはまさに五万人おいてけぼりの二人の世界が…(笑)