ヒョンの言い分 3
2018/05/23 Wed 09:41
*ご注意*
このお話しはヒョンの言い分、もとい、トンセンの言い分が含まれております。
R-18
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結局、我慢できずにユノを抱いたのは俺で、そっからは吹っ切れた。
「好きです…ユノの中にいれたい……」
「…よくできました」
長い時間俺のを舐めしゃぶって唾液で赤く濡れた唇を、ユノは指で拭いながら俺を見上げて猫のように目を細めて笑う。
仕上げとばかりに先っぽの割れ目の先走りを尖らせた舌でつついてなめとって、ユノはソファに上がった。
膝立ちになって対面になったユノの首の裏を捕まえて、キスをしながら腰に腕を回して抱き寄せる。これ以上、もう待てなくてユノの腰を落とさせて硬く反り勃つ熱にエスコートして、そして、そのまま―――衝動にまかせるように、一気に貫くと、さすがのユノも一瞬息を詰まらせる。とんでもなくやらしい顔で、眉間に皺を寄せた。
「っ、あ…」
「ユノ、」
めちゃくちゃに腰を振りまくりたい。
なのに、ユノは体重をかけて、それを阻止してくる。ゆっくりと腰をグランドさせて、ユノの熱く柔らかな粘膜が、あますことなくチャンミンの熱にぴったりと張り付いて、散々じらされて、二回も出してるのに、もうそれだけで、その刺激だけでいけそう。
「っ、お願いです、動きたい…」
「ん、あ…も、充分、気持ちいけど…?」
「ユノ……」
「じゃあ…なんて、言うんだ?」
妖艶な微笑みは、瞳を細めるだけで作られた。
汗で張り付いたチャンミンの前髪を、ユノが優しく指でかきわける。その指が、チャンミンをどれだけ快感に導くか、知っている。思わず、その白い指先を見つめながら、ごくり、とチャンミンは生唾を飲んだ。
「ユノ、愛してる…」
「もっと」
「愛してます……ユノの中に出したい…」
いいよ。吐息のような返事と一緒にユノの両手がチャンミンの首に回される。その許可をもって、チャンミンはユノを抱いたままごろりとソファに押し倒した。
手が空いたユノがチャンミンの乳首を触り出す。もう、今すぐにでも出そうだ。奥歯を噛みしめて低くうなるチャンミンをユノは楽し気に見ている。その余裕を崩したくて、チャンミンは吸い付くユノの粘膜から自身を強引に引き出して、そして乱暴なほど強く奥に押し込んだ。えぐられて、チャンミンの腰を挟むユノの膝が震える。
「ユノ…ユノも、いって?」
「ん、んっ…好きだ…あっ、チャン、ミナ」
「すご、中、っ、やばいです、ヒョン…」
ユノがチャンミンに求めたのは、まるで恋人のような、言葉だった。
酔って、半分意識混濁している中、気付いたらユノにフェラされていた。
衝撃で、何をしているんだと思わず普通に聞いたチャンミンに「だってたってて、なんか苦しそうだったから」なんて、あんた同じ男なんだから生理現象だってことぐらい、わかんだろ?
やめろよ、男同士で、気持ち悪い。そんな言葉が、寸でのところで飛び出さなかったのは、これからの俺たちの関係や東方神起での活動をどうするんだよとか、そういうセンシティブな問題が浮かんだから……ではない。
そんなこと、考えもしなかった。そんな場合じゃなかったんだ。
かつて経験したこともないような快感がチャンミンの中心から全身に広がっていくように、その得難い感覚にチャンミンの脳は完全に支配されていたから。
ベットの上のユノの振る舞いは、まさに女王だった。
していることは献身的で、ユノはチャンミンの全身を丁寧にやさしくほぐすような愛撫を与えていた。チャンミンは性行為で足の指をなめられるという経験を初めてした。
行動だけ見れば服従ともとられる行為なのに、やわらかな手つきとは裏腹に、ユノはあのベルベットのような声で甘くチャンミンを責め立てた。「すごいな、チャンミン」「へえ、こんなところも感じるんだな」「でも、男同士でこんなこと、おかしいよな」「もう、やめようか…チャンミンは男と経験、ないだろ?」「でも、俺……気持ちのないセックスは好きじゃないんだ」「じゃあ俺のこと好きって言えるか?」「な?お前には無理だろ、だからもうやめよう。俺もう眠いし」「もっと、チャンミナ……好きって言うたびに中で締めてやるよ」「俺がほしい?」「だったら、ちゃんと言って、言葉で……そうすれば、もっと、すごいこと、してあげる」
すごかった。
あの日の朝、起きた時に襲ってきたのは後悔よりも、すっきりとしたさわやかさだった。
隣で寝ているユノは、どう見てもやっぱり男だ。それを見ている内に昨夜のことをじわじわと後悔するような気持ちがわいてきて、チャンミンはどうすべきか、天井を睨み付けながら頭をフル回転させていた。
一夜の過ちだった、二人とも酔っていたし。そうだ、こんなこと、もう二度としてはいけない。
結局どう考えても、その結論に行きついた。
寝ぼけたうなり声が隣で聞こえてきて、ユノが起きる。一瞬、見慣れない場所をぼんやりしたまま見回すようにするが、隣で寝ているチャンミンを見て、ああ、チャンミンの家か…と小さく呟く。
猫が体を伸ばすように、ぐっとしなやかに体を伸ばして眠気を振り払うと、ユノは上体を起こして座る。
二人とも服を着ていないことに、なんとも思っていないようで、硬い表情で自分を見つめるチャンミンをほがらかな顔で見下ろして「おはよう」と軽やかに挨拶をすると、そのままシーツの膨らみにふいっと視線を流して、
「元気だな。口で抜いてやろうか?」
「お願いします」
思っていたこととはまったく違う言葉が飛び出ていた。
でも、しょうがない。あんなフェラされたら、誰だってそうなる。
物事は0か1だ。
昨夜の出来事を、0に戻すことができないのなら、1は何度繰り返しても、1だ。
そうしてチャンミンは、しかたがないように見せかけながら、クロールで泳いでいくように流されていった。

昨日このお話しの半分まで書けてたのではやめのアップです。
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BLって、思えば私たちどんなに推しを愛おしく思っていても、中にいれることも出すこともできないですね……!?恐ろしい…!なんて蚊帳の外!!雄と雄で完結していて、恐ろしいほど素晴らしいですね…(感涙)
そしてそんなどすのきいた否定は、シム様ではないかと……。
ユノヒョンが求めるなら、だいだいの人は本来の力の3倍くらい軽々超えられそうです。
ユノさん、女性相手にはそれなりにがっといくとき行く男気のある人だろうと想像するのですが、本人コメントでもあるように恋愛に消極的なユノと積極的なチャンミンの組み合わせだと、どうしてもユノが押すより先にチャンミンのプッシュプッシュが始まってしまってなかなか積極的な夜のヒョンを見せることができませんでした。(言い訳)
不思議なほど、なぜか強気のチェガン様ですね…なんでドヤッてるの?めっちゃユノヒョンのテクニックに翻弄されてるよ?と教えてあげたくなりますよね…(他人事)
この無自覚に自信家なところ、本家でもユノヒョンにときどき発揮されてる場面を見ると大変おいしいです。
舞台上のようなセクシーフェロモンたっぷりのユノヒョンをお届けできて何よりです!!(笑)