Get it ? 1
2018/06/13 Wed 23:45
かねてからリクエストがありました、美容師パラレルのなれそめ編です。
*
ピンポーン
ピンポーンピンポーン
ピンポンピンポンピン、
「うるせーよっ」
ガチャッと開いたドアの隙間からスウェット姿のユノが抑えた声で言い放つ。玄関にあるスニーカーの片足だけ踏んで腕を伸ばして扉を抑えてるユノが手を引くと同時に、外にいたチャンミンは小さく開いたドアを掴んで部屋の中にするりと滑り込みユノに突進するように抱き着く。
「ユノさ~ん、眠いっす~」
「お前、いま何時だと…」
あと二、三時間待たなければ始発も動かないだろう時間。
とっくに寝ていたユノの部屋は暗く、突然の訪問者にたった今さっき起こされたユノの目はぼんやり半分閉じた状態で横髪にはくしゃくしゃの寝癖がついていた。
梅雨入りで仕事終わりにはざーざー降っていた雨のせいで夜はまだ肌寒い。
居酒屋を出たときは酒がまわっていて涼しくてちょうどいいと思ったが、ここに歩いてくるまでに半袖のチャンミンの身体はすっかり冷えて、今腕の中にいる寝起きのユノの暖かい体が心地よく感じられた。
「もう歩けねーす、泊めてください」
「また……はぁ。まったく…いいけどさ、お前、くさいからシャワー浴びてから寝ろ。俺はもう寝るけど、起こすなよ」
「へーい」
酔った振りをしてすりすり甘えるチャンミンを容赦なく引きはがして、ユノはあくびをしながら暗い部屋の中を戻っていく。
せまい1DKの一人暮らしの部屋。
何度も泊まった家は電気をつけずとも、チャンミンも位置を把握していて、鞄を玄関あがってすぐの通路に置くと、すぐ横の洗面所へと入って電気をつけた。
タオル置き場の棚のすみに寄せているチャンミンのお泊りセットをいれた紙袋を取り、そこから替えの下着を出して洗濯機の上に置いて浴室に入った。最近はよく泊まりに来ていたので、歯ブラシはユノの隣のコップの中にさしたまま置いてある。
シャワーを浴びてさっぱりしたところで、髪だけ乾かしたチャンミンはボクサーパンツ一枚でユノの寝室へと入っていく。遊びにきた地元の友達を泊めるために、来客用の布団が一組あるが、チャンミンはそれをあえて酔った振りで「布団ひくのが面倒で…」と言い訳し、毎度ユノのベットに潜りこんでいた。
最初は許してくれて、二度目、三度目は文句を言ってきたが、眠りの深いユノはチャンミンが布団に入ってきても起きることはない。もともと雑魚寝に抵抗がないタイプのユノは、起き抜けに怒る体力が面倒になったのか、最近はあまり何も言ってこなくなった。容認というより、諦めているようだ。
枕を抱くようにして眠るユノを後ろから抱きしめると、眠っているユノが身じろぐ。それでも離さないでいると、そのまま自分の落ち着く位置を見つけたのかぴたりとチャンミンに抱かれたまま眠り続けた。
ここ数ヶ月で嗅ぎなれたユノの家の柔軟剤の匂い。胸いっぱいに吸い込むと、チャンミンはすぐに眠りに落ちた。

ユノ(23才)、美容師三年目

にほんブログ村
*
ピンポーン
ピンポーンピンポーン
ピンポンピンポンピン、
「うるせーよっ」
ガチャッと開いたドアの隙間からスウェット姿のユノが抑えた声で言い放つ。玄関にあるスニーカーの片足だけ踏んで腕を伸ばして扉を抑えてるユノが手を引くと同時に、外にいたチャンミンは小さく開いたドアを掴んで部屋の中にするりと滑り込みユノに突進するように抱き着く。
「ユノさ~ん、眠いっす~」
「お前、いま何時だと…」
あと二、三時間待たなければ始発も動かないだろう時間。
とっくに寝ていたユノの部屋は暗く、突然の訪問者にたった今さっき起こされたユノの目はぼんやり半分閉じた状態で横髪にはくしゃくしゃの寝癖がついていた。
梅雨入りで仕事終わりにはざーざー降っていた雨のせいで夜はまだ肌寒い。
居酒屋を出たときは酒がまわっていて涼しくてちょうどいいと思ったが、ここに歩いてくるまでに半袖のチャンミンの身体はすっかり冷えて、今腕の中にいる寝起きのユノの暖かい体が心地よく感じられた。
「もう歩けねーす、泊めてください」
「また……はぁ。まったく…いいけどさ、お前、くさいからシャワー浴びてから寝ろ。俺はもう寝るけど、起こすなよ」
「へーい」
酔った振りをしてすりすり甘えるチャンミンを容赦なく引きはがして、ユノはあくびをしながら暗い部屋の中を戻っていく。
せまい1DKの一人暮らしの部屋。
何度も泊まった家は電気をつけずとも、チャンミンも位置を把握していて、鞄を玄関あがってすぐの通路に置くと、すぐ横の洗面所へと入って電気をつけた。
タオル置き場の棚のすみに寄せているチャンミンのお泊りセットをいれた紙袋を取り、そこから替えの下着を出して洗濯機の上に置いて浴室に入った。最近はよく泊まりに来ていたので、歯ブラシはユノの隣のコップの中にさしたまま置いてある。
シャワーを浴びてさっぱりしたところで、髪だけ乾かしたチャンミンはボクサーパンツ一枚でユノの寝室へと入っていく。遊びにきた地元の友達を泊めるために、来客用の布団が一組あるが、チャンミンはそれをあえて酔った振りで「布団ひくのが面倒で…」と言い訳し、毎度ユノのベットに潜りこんでいた。
最初は許してくれて、二度目、三度目は文句を言ってきたが、眠りの深いユノはチャンミンが布団に入ってきても起きることはない。もともと雑魚寝に抵抗がないタイプのユノは、起き抜けに怒る体力が面倒になったのか、最近はあまり何も言ってこなくなった。容認というより、諦めているようだ。
枕を抱くようにして眠るユノを後ろから抱きしめると、眠っているユノが身じろぐ。それでも離さないでいると、そのまま自分の落ち着く位置を見つけたのかぴたりとチャンミンに抱かれたまま眠り続けた。
ここ数ヶ月で嗅ぎなれたユノの家の柔軟剤の匂い。胸いっぱいに吸い込むと、チャンミンはすぐに眠りに落ちた。

ユノ(23才)、美容師三年目
にほんブログ村

二話を書きながら、これはぼーっとしたユノさんを囲い込むシムチャンミンの怖い話になるんじゃないかと…日常パートを書きながら思ってしまう鈴木です……(どうにかしろ)
な***様のチャレンジ精神wwww
本当に好きすぎます。な***様に対して、セコム発動条件がどちゃくそ厳しく設定されそうですwww
それでも負けない不屈の精神で立ち向かうな***様が浮かびます…(何)